Protel 回路図エディタ
OrCAD SDT3/4のファイルが読み込み可能な Protel 回路図エディタ
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出力する属性の種類を選択します。
3)で設定したそれぞれのプリミティブに
対して、出力したい属性を選びます。

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ワイヤがホットスポットに近づくと
カーソルにドットが現れ、
ホットスポットに吸い込まれる。
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アドバンストスケマティック 98 / Schematic 98は、プロテルデザインシステムのフロントエンドに位置付けられる
高性能な回路図エディタです。OrCAD SDT V/W スケマティックファイルの読み込み、階層設計、
30種以上のネットリスト出力などの基本機能の他に、EDA/Client によって提供される、
ユーザーインターフェイスのカスタマイズ機能やOLE対応のマクロ言語を備えています。
■ 同時にオープンできるシートの枚数や、シートに配置する事ができる
部品の数に制限はなく、大規模な回路図を難なく作成する事ができます。
■ OrCAD-SDT V/W のファイルを読込み、SDTWのフォーマットでセーブできます。
またOrCAD-SDTV/WのSRCライブラリファイルの読込みが可能です。
■ 使用頻度の高いほとんどのフォーマットがサポートされており、
XILINXやEEsofネットリストも標準で装備されています。
■ 何段もの深い階層を持った回路図の作成が可能です。プロジェクト
マネージャーにより多くのドキュメントを容易にナビゲートする事ができます。
■ 内蔵の表計算シート上に自動的にパーツリストを出力できます。
Excel 4と互換性のあるファイルフォーマットを備えています。
■ 回路図上の部品のパーツフィールドを、dBASEファイルのテーブルに
ダイナミックにリンクさせ、パーツフィールド内容を自動的に更新する事ができます。
■ タイトルブロックは自由に作成する事ができ、グラフィックファイルの貼り付けにより、
ロゴの挿入も容易です。True Typeフォントを使った日本語入力が可能です。
■ 回路図の一部又は全部を、他のWindowsアプリケーションに貼り付ける事が可能。
また内蔵されている表計算ツールとExcelとの間で、カットアンドペーストが可能。
■ CSDKが供給されており、ユーザー自身がDelphi、又はC++ Builderで
作成したWizardや、その他のツールを容易に組み込む事が可能になりました。
32ビット/容量無制限のデータベース

OrCAD-SDT V/W ファイルのサポート

30種以上のネットリスト出力

階層設計とプロジェクトマネージャ

表計算ツールと部品表ウィザード

データベースリンク

タイトルブロックのカスタマイズと日本語入力

カットアンドペースト

Boland Delphi, C++ Builderによって作成した
Wizardの組込み
OrCADはOrCAD社の登録商標です。
Windows 95, Windows98, Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
Protel Schematic 98 Main shot
CPU: Pentium 以上
Memory: 32MB以上
HDD: 50MB以上の空容量
OS: Win95 /NT4.0
Video: 1024×768以上

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Protel Advanced Schematic 98の主な特長
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Making Electronic De sign EasyTM
Protel EDA/Client rogo
Advanced
Sche mat ic98
アドバンストスケマティック 98
動作環境
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Protel - Advanced Schematic 98
OrCAD SDTVとSDTWのサポート

Protel Schematic 98はOrCAD SDTVとSDTWの回路図ファイルを、何の変換作業も行う事なしに直接読み込む事ができます。またProtel Schematic 98で作成した回路図をSDTWのシートフォーマットで保存する事ができます。さらにOrCAD SDTVとSDTWのライブラリSRCファイルを、Protel Schematic 98のライブラリエディタに読み込み、Protel Schematic 98のライブラリファイルに変換する事ができます。この機能は、単に特定のファイルフォーマットをサポートするだけのものですが、OrCAD SDTはDOS版の回路図エディタとして大量に使用された実績があり、このツールで作成された多くの回路図ファイルが存在しています。これらのファイルを再利用する必要性を考慮すると、このフォーマットのサポートは回路図エディタとして重要な基本機能の一つであると言うことができます。

タイトルブロックのカスタマイズ

タイトルブロックはそれぞれの事業所ごとに、独自に作成した仕様のものが使われているため、回路図エディタにもこれらのタイトルブロックを自由に作成できる機能が必要になります。Protel Schematic 98では、豊富な作画機能を用いて自由なデザインのタイトルブロックを作成する事ができます。また任意のTrueTypeフォントを使って事業所名を日本語で記入する事ができ、さらにグラフィックの貼り付け機能を使ってロゴを入れることができます。このタイトルブロックは.DOTという拡張子のテンプレートファイルとして保存する事ができ、任意に呼び出して再利用する事ができます。

配置配線を能率的に行う為の編集機能

■ ガイデッドワイヤリング (ガイド付き配線機能)
マウスを使って配線を行っている過程で、配線の終端がホットスポット(部品のピンなど)に近づくと、ホットスポットを示すドットが表示され、このポイントに引き込まれるようにして自動的に接続されます。これにより配線に要する時間が短縮されるだけでなく、配線の誤りが起こりにくくなります。
■ アレープレースメント (バスエントリーを連続的に自動配置)
バスからのバスエントリーの引き出しは、同じ作業の繰り返しです。これを自動的に行う為に、アレープレースメント機能が用意されています。バスエントリーの数と送りのピッチ、及びラベル名とそのインクリメント値を入力する事により、一連のバスタップが瞬時に配置できます。
■ グループとカットアンドペースト
回路図上の任意のエリアをマウスで囲むだけでグループ化する事ができ、自由にカットアンドペーストする事ができます。これもバスの配置を省力化できます。グループ化されたエリアに対しても個別の部品と同じように回転やミラーなどの処理を行う事ができます。
■ グローバルチェンジ
処理の対象にするアイテムを、ダイアログボックス上で定義し、定義された条件に合致するところだけを一括変更する、グローバルチェンジ機能を備えています。この機能により大量の修正を瞬時に行う事ができます。
タイトルブロックをはじめシート上の任意の部分で、自由に日本語True Typeフォントが使用できる。
ポートへのガイデッドワイヤリング
アレー
プレースメント
自動的に1グリッドずつシフトしながら、それぞれ8個の、ラベルとワイヤとバスエントリーが配置される。
目を見張るほどに
充実した、
回路図エディタとしての
基本機能
Protel Schematic 98は、デサインエントリーツールとして必要なあらゆる機能を備えています。ともするとEDA/クライアントによる便利な機能や、統合環境だけが注目されがちですが、回路図エディタとしての基本機能の充実度でも群をぬいています。またProtel Schematic 98は、説明文やスペックシートでは表現する事ができない、スピードや使いやすさなどの基本能力においても他の製品を圧倒しています。
File-Openダイアログボックス
変換作業なしにOrCADファイルの読み込みが可能。

フォントスタイルダイアログボックス
グローバル
チェンジ

Match Byに設定された条件に合致するアイテムを、一括変更する。

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■ シートシンボルの自動生成による階層図面作成省力化

階層の最上位にあるメインシートには、階層に含まれる(階層下の)それぞれのシートに対応したシートシンボルを配置しますが、Protel Schematic 98では、階層下にシートから自動的にシートシンボルを作成するコマンドにより、作成の手間を大幅に省く事ができます。

電気的な属性を取り扱う機能

■ ERC(エレクトリカル・ルールチェック)
Setup Electrical Roule Checkダイアログボックスの設定に基づいて、詳細なルール違反のチェックが可能です。ERCの実行時には部品シンボルのピンアトリビュートを参照します。
■ ネットリスト出力
30種以上のフォーマットを備えています。XILINXやEEsofネットリストオプションも標準装備されています。

見栄えのよいドキュメントを作成する為の機能

■ フルカラーのサポート
回路図上に配置できるほぼ全ての要素を、Windowsがサポートしている全ての種類の色に設定できます。カラープリンタを用いてフルカラーの回路図をプリントアウトする事ができます。
■ ドローイングツールとグラフィックスの割付
注釈などの挿入に役立つ、高機能なドローイングツールを備えています。曲線を含む複雑な図形を容易に作成可能です。サービスマニュアルなど、図解を含む説明が必要な場合に大変便利な機能です。また、ビットマップ、JPEG、メタファイルフォーマットのグラフィックファイルを貼り付ける事ができます。
■ カットアンドペースト
回路図の一部、又は全部をカットアンドペーストによりワードプロセッサなどのWindowsアプリケーションに貼り付ける事ができます。

その他の便利な機能

■ dBASEによる入出力

回路図を構成する全ての要素を、dBASE3又は4のフォーマットで出力する事ができます。これにより、一般のデータベースツールや表計算ツールを用いた回路図データの加工や管理が可能になります。
■ MISデータベスリンク
外部にあるdBASE3または4のデータベーステーブルの任意のフィールドを、回路図上に配置された部品の任意のパーツフィールドとダイナミックにリンクさせる事ができます。この機能により回路図から抽出する部品表の価格欄を、資材部門の部品マスターから自動的に更新する事が可能になります。
■ アンドゥとリドゥ
回数に制限の無いアンドゥとリドゥを備えています。初期設定は50回で、ダイアログボックス上で必要な回数を設定することができます。
■ バックアノテーション
PCBレイアウトが終了した後、PCB側で部品配置に合わせてリファレンス・デジグネータが再割付される場合があります。Protel Schematic 98はこの再割付の結果を示す「Was-Is」ファイルを読み込み、回路図上のリファレンス・デジグネータを自動的に更新する機能を備えています。
■クロスプロービング
Protel Schematic 98とEDA/クライアント上の他のツールとの間でクロスプロービングが可能です。回路図とPCBとの間は当然の事として、回路図とテキストエキスパート上のネットリストの間や、回路図から抽出した表計算上のパーツリストとの間でも、クロスプロービングが可能です。
Electrical Rule Checkダイアログボックス
マトリックステーブルを使って条件の設定を行う。

dBASE入出力
出力(入力)したい、プリミティブをダイアログボックス上で定義する事ができる。dBASE3とdBASE4の.DBFファイルをサポート。
Netlist Creation
ダイアログボックス

用途に合わせて30種以上ものフォーマットを選択できる。ネットリストが出力されるとテキストエキスパート上に結果が表示される。

カラーセレクタ
Windowsリソースとして使用できる全色をサポート。プリセットされた色の他、自由な組合わせのカスタムカラーを作成できる。
MISデータベースリンク
ネットワーク上にあるMATERIAL.DBFの品名とSCHの
PartTypeを関連付け、SCHのField1に対して、
MATERIAL.DBFのDESCRIPTIONフィールドから情報を
書き込むように設定した例。

アンドゥとリドゥ
初期値50に対して、任意の回数が設定できる。

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Protel - Advanced Schematic 98
設計者の負担を軽減する、豊富なWizardによる親切設計。
 エンジニアがCADツールを使用して回路図を作成する際には、回路の設計者とトレーサの2人分の仕事をこなす事になるため、設計している回路の完成度とともにドキュメントとしての完成度にも気を配らなくてはなりません。エンジニアの仕事は、ただでさえ常にコストや品質、納期などさまざまな条件を考え合わせながら大量の仕事をこなさなくてはならない集中力のいる仕事です。Protel Schematic 98 では数々のWizardにより、開発/設計業務に付髄する煩わしい作業が自動化され、エンジニアが本来のクリエイティブな仕事に、より多くの時間を割く事ができるようになります。

1)
Reports-Bill of Materialを
起動する。
この操作を行うと部品表(BOM)Wizardが起動して最初のダイアログボックスが表示されます。ここでは、現在アクティブになっているシートだけのリストを出力するのか、またはプロジェクト全体のリストを出力するのかを選びます。通常はProjectを選びます。
出力するフィールドを指定する。
出力したいフィールドを決めてチェックを入れます。ライブラリで
定義したフィールドも出力できます。必要なデータだけを取り出す
事ができるため、後で行う編集作業が大変楽になります。

2)
3)
出力する項目に名前を付ける。
出力する項目にそれぞれ独自の名前を付ける
事ができます。表計算シート上ではこれが行の名前
になります。デフォルトはスケマティックのフィールド名
になっています。今のところ残念ながらここには
日本語を使用する事ができません。

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Wizardの種類

Protel Schematic 98 にはさまざまなWizardが用意されています。このなかにはClient Basicによるマクロで実現されているものと、サーバとして供給されているものがあります。マクロによるWizardは次のClient Basicのスクリプトによって供給されています。Client Basicによるマクロは、カスタマイズして使用する事もできます。
Cirwiz.bas, Quikcopy.bas, Clrins1.bas, Clrins2.bas

部品表Wizard (BOMWizard)

部品表Wizardはサーバとして供給されているWizardで、回路図上に配置されている部品のリストを、自動的にスプレッドサーバ(EDA/クライアント上の表計算ツール)に出力します。この機能により、部品表を作成する為の労力を劇的に削減する事ができます。スプレッドサーバに読み込まれたデータはスプレッドサーバの機能を使用して加工する事ができますが、使い慣れたEXCELや1・2・3にカットアンドペーストでデータを渡して、最終的な形の部品表に仕上げる事もできます。

部品表の作成を省力化する、部品表Wizard(BOM Wizard)の動作。
出力フォーマットの設定。
Client Spreadsheet に出力する。
Client Spreadsheetへ直接出力でき
ます。従来のフォーマットで出力したい
場合、目的とするフォーマットを示す
オプションにチェックを入れます。

4)
自動的にClient Spreadsheetが
立ち上がり部品表が表示されます。

全ての設定が終わり、FinishダイアログボックスのFin ishボタンを押すとClient Spreadsheetがオープンし、プロジェクト全体の部品表が表示されます。ここに表示された部品表は、目的に合わせてさまざまな加工が行われた後に使用されます。例えば出力されたそのままの状態では、同じ部品ごとに数量が集計がされておらず、部品発注を目的に使用する部品表としては不完全です。このため部品ごとに集計して発注する個数がわかるような形に加工して使用します。もし本物のEXCELや123を使って編集したい場合、カットアンドペーストでフォームを保ったままデータを移管できます。もしファイルでやりとりしたいという場合でも、Client Spread sheetのファイルフォーマットはEXCEL4.0互換ですので、困る事はありません。もし最終的に加工された部品表をEDA/クライアントの中で確認したい、ということならばデータを持っていく場合と同じように、カットアンドペーストを使ってClient Spread sheetにデータを戻す事ができます。

設定が全て完了したことを示す
Finishダイアログボックス。

5)
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Protel - Advanced Schematic 98
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パワフルな回路図編集機能を提供する、回路図エクスポートWizard の動作。
回路図エクスポートWizard
 Protel Schematic 98は非常に操作性の良いグラフィカルエディタを備えており、ブラウザパネルに備えられている高性能な検索機能とあいまって、目的のプリミティブを瞬時に探し出し編集する事ができます。また一度に多くの部分を変更したい場合には、グローバルチェンジ機能を用いてファインド・アンド・リプレースの手法による一括変更ができます。多くの場合はこの2つの方法で十分ですが、Protel Schematic3には、標準装備されている表計算ツール上に回路図データベースを読み出し、これを編集する事により回路図を編集する事ができます。
このUpdateコマンドを選ぶだけで、表計算シート上での編集結果を回路図に、瞬時に反映させる事ができます。
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 この編集には表計算ツールの備えている全ての機能に加え、マクロ(Client Basic)による自動化も可能で、パワーユーザーにとっては最も柔軟で強力な編集機能であるといえます。またこのWizardでは出力したいプリミティブの種類を自由に選択でき、さらに他のWindowsアプリケーションとのカットアンドペーストやExcel4.0互換フォーマットでのデータのやり取りが可能な為、回路図のデータベースを他の用途に使用する場合のデータ抽出機能としても役立ちます。
1)
2)
出力単位の選択をし ます。
プロジェクト単位で書き出す
のか、またシート単位で書き
出すのか
、を選択します。
3)
4)
設定が全て完了したことを示すFinishダイアログボックス。Finishボタンを押すとデータのエクスポートが開始されます。
Wizardを起動する。
Editメニューにある、Export to Spreadコマンドを選びます
出力するプリミテイブの種類を
選択します。
シート上に配置されているプリミテイブのうち、どの種類のものをエクスポートするのか選択します。全てのものを出力したい場合しはAll Onボタンを押します。
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      表計算上での編集作業と回路図のアップデート

FinishダイアログボックスのFinishボタンにより、表計算上に回路図データベースが出力されます。表計算ツールの持つ編集機能を使用してデータの編集を行う事ができます。編集を行った後、Edit-Updateコマンドにより、回路図に編集結果を反映させる事ができます。またカットアンドペーストやExcel4.0互換の.xlsファイルにより、他のアプリケーションにデータを渡す事ができます。
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5)
Protel - Advanced Schematic 98
心者向けの日本語チュートリアル
Exploring Protel 98


初めてCADをお使い頂く方が短時間に使用方法を習得できるように、わかりやすい解説書が用意されています。これはマニュアルのように全ての機能を説明するものではなく、回路図を仕上げるために最低限必要な基本的な操作のみをわかりやすく解説したもので、初心者でも抵抗の無いボリュームにまとめてあります。
インターネットwebサイトでの各種サポート
http://www.protel.co.jp

日本語メニュー
EDA/クライアントのカスタマイズ機能を用いて作成された日本語メニューが無償でダウンロードできます。英語メニューにも切り換えれれるようになっている為、一回の操作で瞬時に英語環境に戻す事もできます。

日本語オンラインヘルプ
Protel Schematic 98 に付属している英語のヘルプファイルが全て日本語に翻訳されており、無償でダウンロードできます。
日本語オンラインマニュアル
Protel製品に添付されている Protel 98 Designer's Handbook の各セクション毎に分割したPDFドキュメントが無償でダウンロードできます。

日本語環境インストーラ
webサイトで用意されている日本語環境にローカライズする為のさまざまなファイルには、インストーラが用意されています。このため簡単な操作で全てのファイルをインストールする事ができ、初心者でも手間取る事はありません。
 テクスパートでは、海外のEDA環境をそのまま日本に持ち込む、という考え方に基づいてCADビジネスを展開しており、一般的に行われているような「製品の本体そのものを日本語化する」といった事は行っておりません。
 当社では製品の本体に手を加える事による日本語化は、タイムラグが生じるなどの弊害が大きいと判断し、これに変えて、英語版本体に対して日本語化用のファイルをアドオンするという日本語化の方法をとっています。Protel製品はこの方法によって、メニュー、ヘルプ、PDFドキュメントが日本語化されており、TrueTypeを用いた日本語の入力機能とあいまって、日本向けに開発された製品にきわめて近い日本語環境が実現されています。
英語版の製品本体に対して手を加えずに、広範囲な日本語化を実現。
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日本語ヘルプ

インストーラによって自動的にインストールされる。オリジナルの英語ヘルプで供給されている、全てのコンテンツが日本語化されている。
日本語メニュー
インストーラによって自動的にインストールされる。全てのメニューが日本語化されており、必要に応じて英語に切り替える事ができる。

このコマンドにより瞬時に英語メニューに切り替える事ができる。
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Protel - Advanced Schematic 98
プリンタ選択の基準

ネットワークの普及により、何人かのユーザーが一台または数台のプリンタを共有するという例が多く見受けられる様になりました。Protel Schematic 98もこれに加わり、既に稼動しているネットワークプリンタを使用するという方法が最も経済的です。また、Protel Schematic 98のために新たにプリンタを購入する場合においても、他のWindowsアプリケーションと異なった基準で選択する必要はなく、Windowsアプリケーションの出力に向いているか、サイズや印刷速度、価格等を考慮して選択する事になります。ただ、この基準で判断すると、従来CADで多様されていたペンプロッタは適切であると言えず、選択から除外した方が無難です。
回路図のプリントアウト。
 アドバンストスケマティックには、従来のDOS版EDAツールのような、専用のプリンタドライバーは備えておらず、一般のWindowsアプリケーションと同じように、Windowsにインストールされたプリンタドライバー経由でプリンタに出力されます。現在販売されているプリンタやプロッタ等の出力機器のほとんどがWindowsをサポートしており、市販のプリンタの中から好きなものを選ぶ事ができます。またネットワーク上に存在するプリンタからの出力も自由に行えます。さらにProtel Schematic 98は、フルカラーによる作画をサポートしており、これをそのままカラープリンタに出力する事ができます。

Protel - Advanced Schematic 98
EDA/クライアント及び標準装備のサーバ

概要:クライアント/サーバアーキテクチャに基づく、複数のツールの統合環境の提供。
カスタマイズ:メニュー、ツールバー、ショートカットキーのフルカスタマイズが可能。OLEをサポートする高機能なClient Basic マクロ言語を標準装備。
テキストエキスパート:Client Basic, CUPL, HDL, ABEL, VHDL, VERILOG, EDIF2.0, OrCAD/PLD, HP/EEsof, Protel レポートフォーマットの記述ルールをサポートして色分け表示する、EDAテキストワークに特化した機能を持つテキストエディタ。
表計算:Microsoft Excel 4.0 相当の機能を提供。Excel 4.0 互換形式。カットアンドペースト又はファイルによりExcelや1・2・3との間のでのデータのやり取りが可能。部品表Wizardにより、部品表を瞬時に表示。スケマティックエクスポートWizardにより、内部データベースを表計算上に表示。
チャート:8種類のフォームによるデータのグラフ表示。

回路図エディタのシステムの仕様

概要:Windows 95/NT4.0 対応の階層デザインシステム。
スケマティックエディタとライブラリエディタはマルチタスクで、複数の回路図及びライブラリファイルを編集可能。システム解像度0.01インチ(0.254mm)。PROTELのDOSバージョン及びOrCAD SDT 3/4のファイルライブラリをサポート。汎用のデータベースサーバーとのリンクのための、dBASEフォーマットでのシートオブジェクトデータの入出力。
プロジェクトマネージャ:複数のジョブ及び複数の回路図ファイルを入力可能。入力ネット数は制限なし(RAM容量に依存)。各回路図へのアクセスが容易。
入力サイズ:米国のA-Eサイズ、日本でのA4-A0サイズ、最大65平方インチ(1651×1651mm)までユーザーが設定可能。ANSI規格のタイトルブロックのほかカスタマイズが可能。
カラー:標準747色に加えてサポートされている24ビットのカラーグラフィックスから選択可能。24ビットのフルカラーグラフィックをサポート。
ライブラリ:部品数15,000以上。複数のライブラリをサポートし、マスクによる検索。部品名による選択と配置。独立したライブラリエディタ、マルチユーザー(ネットワーク)でのライブラリ共有。各回路図ファイルに読み出し専用のバックアップライブラリを保有。
アレイ:ユーザーの指定する範囲をくり返し配置可能。
ネットリストフォーマット:Protel, Protel 2, Protel wirelist, EDIF 2, EDIF 2 hierarchical, Algorex, Altera ADF, Applicon Leap, Applicon Bravo, Cadnetix, Calay, CBDS, Computervision, EE Designer, Futurenet, HiLo, Intel ADF, Intergraph, Mentor Boardstation 6, Multiwire, OrCAD PCBU, OrCAD PLD, OrCAD VST, PADS ASCII, PCAD, PCAD NLT, Racal Redac, Scicards, Spice, Spice hierarchical, Tango,Telesis, Vectron.
PCB 98(PCBサーバ)とのリンク:バックアノテーションとフォワードアノテーション。アドバンストPCBとのクロスプロービング。
他のサーバとのリンク:EDA/クライアント標準装備のテキストエキスパート/スプレッドシートとのクロスプロービング。Wizardによる表計算ツールとのリンク。
グローバルエディット:すべてのアイテム、アトリビュートはグローバルエディット可能。
メニュー/ツールバー/ホットキー:コマンド、及びそのパラメータをユーザ自身が、単一のキー又はキーの組み合わせに割当て可能。
(EDA/クライアント)
Undo/Redo:すべてのコマンドでステップ数無制限の、アンドゥ(取り消し)とリドゥ(再実行)が可能。
アウトプット:Windows対応の出力機器のサポート。モノクロ又はカラーで出力。


エレクトリカル・オブジェクト

ワイヤー:ワイヤー幅と色を選択。配置モードでは90°、90/45°、任意の角度をサポート。
バス:バス幅と色を選択。配置モードでは90°、90/45°、任意の角度をサポート。
バスエントリー:サイズと色を選択。90°回転。
ネットラベル:フォントと色を選択。90°回転。
パワーポート:パワーポートのタイプ:円、矢印、バー、波形、フレームアースとグランドアース。90°回転。
コンポーネント:通常モード、IEEEモード、DeMorganモード、アウトライン、フィル、ピンカラーを選択。ミラー。90°回転。ピン、テキスト表示のオン/オフ。テキストサイズ、フォント、色を選択。
シートシンボル:サイズ、アウトラインカラー、フィルカラーを選択。アウトライン幅を選択。テキストサイズ、フォント、色を選択。ソリッド/フィルの表示。
シートエントリー:エントリータイプ:インプット、I/O、アウトプット、オープンコレクター、パッシブ、ハイインビーダンス、オープンエミッターパワー。エントリースタイル:左、右、左/右、なし。エントリーポジション:左又は右アウトラインカラー、フィルカラー、テキストフォント、テキストサイズ、テキストカラーはユーザーが指定。
ポート:ポートタイプ:インプット、アウトプット、両方向、指定なし。ポートアラインメント:左、中央、右。長さと幅はユーザーが指定。アウトラインカラー、フィルカラー、テキストフォント、テキストサイズ、テキストカラーもユーザー指定が可能。
ジャンクション:サイズを選択。カラーはユーザーが指定。
プローブディレクティブ:(シミュレーションへのデータ出力はOrCAD VSTをサポート)テキストフィールドとカラーはユーザーが指定。
ステイミュラスディレクティブ:(シミュレーションへのデータ出力はOrCAD VSTをサポート)テキストフィールドとカラーはユーザーが指定。
テストベクターディレクティブ:(シミュレーションへのデータ出力はOrCAD VSTをサポート)テキストフィールドとカラーはユーザーが指定。
ERC:(エレクトリカルルールチェック)カラーはユーザーが指定。
PCBレイアウトディレクティブ:(PCBへのデータ出力)配線のアトリビュート:パターン幅、ビアサイズ、位相、優先度、レイヤーカラーは選択。
ピン:(ライブラリエディタ)長さ及びデフォルトカラーを選択。

グラフィカル・オブジェクト

ライン:幅、タイプを選択。実線、ダッシュ、点線。カラーはユーザー指定。
多角形:ぬりつぶし又は中空。ライン幅、ラインカラー、ベタカラーはユーザー指定。
長方形:ぬりつぶし又は中空。ライン幅、ラインカラー、ベタカラーはユーザー指定。
長円:ぬりつぶし又は中空。ライン幅、ラインカラー、ベタカラーはユーザー指定。
楕円:ぬりつぶし又は中空。ライン幅、ラインカラー、ベタカラーはユーザー指定。
扇形:ぬりつぶし又は中空。半径、角度はユーザー指定。ライン幅、ラインカラー、ベタカラーは選択。
円弧:角度、ラインカラーはユーザー指定。ライン幅は選択。
自由曲線:一曲線当たりコントロールポイント64ヶ所。ライン幅は選択。ラインカラーはユーザー指定。
シングルラインテキスト:1行当り255文字。テキストのフォント、スタイル、サイズ、カラーはユーザー指定。
テキストフレーム:サイズ変更フレーム当たり32,000文字。テキストのフォント、スタイル、サイズ、カラー(フレームアウトラインとフィルを含む)はユーザー指定。
グラフィック:フォーマット:JPG,BMP,WMF,(Windowsメタファイル)
イメージ:表示イメージはスケール付き。
Protel - Advanced Schematic 98 の製品仕様。
Protel - Advanced Schematic 98
Protel Schematic 98 rogo
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HardWare Req.
プロテル回路図エディタ Advanced Schematic 98
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Protel 98 family

Protel 98
■ Protel Schematic 98
Protel SIM 98
Protel PLD 98
Protel PCB 98
Protel Route 98
Altium 情報局
お問合せと資料請求

ユーザインターフェイスのフルカスタマイズ機能、
OLE対応の高機能マクロを備えた、
アルティウム(旧Protel)トップ
アルティウム(旧Protel)トップ
アルティウム(旧Protel)トップ
アルティウム(旧Protel)トップ
アルティウム(旧Protel)トップ

アンビルコンサルティング株式会社

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Altium, Protel, DXP, Design Explorer, nVisage, P-CAD, TASKING, Accolade, CircuitMaker, CAMtastic,
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とそのロゴは Altium Limited もしくは、その子会社の商標または登録商標です。
OrCAD, OrCAD SDT, OrCAD Capture, OrCAD Layout はCadence Design Systems, Inc
.の登録商標です。
アルティウム キャンペーン
アルティウム キャンペーン
アルティウム キャンペーン
アルティウム キャンペーン
アルティウム キャンペーン
Protel 98 ファミリは販売およびサポートが終了しています。 これらの機能は Altium Designer に受け継がれています
Altium Designer への入口
プロテルの始まり
Protel 後継 Altium の評価版